山とフィルムカメラと写真女子:タビヤマカメラ 谷川岳・天神尾根 天空の小径を二人散歩

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山とフィルムカメラと写真女子をテーマに制作しているショートストーリー、タビヤマカメラ。
前回の公開からだいぶ間が開いてしまいましたが、新作を公開いたします!

 

写ルンです!

写真女子、がテーマのタビヤマカメラではありますが、今回は爽やかな”写真男子”にも加わって頂きました。
そしてもう一つのテーマである”フィルムカメラ”も、いつもと少し趣向を変えて、静かなブーム再燃で復活機運漂う”写ルンです”を持って、まるで天空の小径のような谷川岳・天神尾根を二人散歩して頂きました。
スマフォやデジタル一眼での撮影にすっかり慣れた昨今、写ルンですでの撮影はなかなか高難度で(笑)、しかしうまくハマると実に味のある描写をしてくれます。小型軽量で機動力も高いので、このような山岳撮影に持ち出すというのは中々面白いのではないでしょうか。

 

今回、主演を務めて下さったのは岡野愛子さんと鎌倉祥太郎さんのお二人。

 

お二人ともこのような撮影に出演されるのは初めて、とのことでしたが、夏の盛りを迎えて鮮やかな緑を湛える谷川岳の樹々にも負けず、とっても爽やかに演じて頂きました!
道中すれ違った他の登山者の方と自然に交流されたり、こちらが意図していない素敵なハプニングを沢山演出して頂いたお二人、本当にありがとうございます!

それではご覧ください。

 

天空も暑かった・・

ところで、撮影日(2018/7/23)は、東京・青梅でも40.3℃を観測し、とにかく全国的に暑い日が続く2018年の夏においても特に暑かった日でした。標高2000mに迫る谷川岳ですら25℃を超え、機材を背負って登るスタッフ陣(年齢高め・・)は汗まみれ。谷川岳はロープウェイ、リフトを使って天神尾根を辿る登頂コースは比較的安易なルートではありますが、それでも時には鎖場や急登箇所が現れ、一歩足を踏み外せば崖下真っ逆さま、のような箇所もありますが、普段から運動もされているお二人は汗まみれスタッフとは違い、軽やかに登られておりました・・^^;

 

山岳での空撮・特機撮影

タビヤマカメラでは、撮影の軸として”ドローンによる空撮”を積極的に取り入れています。また、三脚に据えて定点で・・というより、演者と動きを共にし、同じ目線から撮影ができるように電動スタビライザーでの撮影が中心になっています。
今回撮影に使ったドローンはこちら。

DJI Phantom4 PROです。
タビヤマカメラでは何度も用いて来たドローンですが、今回は本格的な山岳での撮影・・しかも気流が複雑な尾根筋での撮影ということで、いつも以上に慎重に撮影を実施しました。
その甲斐あって、歴代タビヤマカメラに於いてはなかなかダイナミックな映像が撮れた・・ような気がしますが、もっと研究を重ねて次につなげたいと思っています!
(なお、谷川岳は全域が国有林上であり、且つ国定公園、更にみなかみ町が管理するみなかみユネスコエコパークの管轄区域のため、ドローンの飛行においては林野庁に無人航空機飛行を伴う入山届の提出を行う他、所轄機関への飛行届け出が必要です。これら所定機関からの許可を頂いた上で撮影を実施しております)

 

 

また、今回はアクションカムを岡野さん、鎌倉さんに取り付けさせて頂いての撮影も取り入れてみました。
使用したアクションカムはGoPro HERO 5  Black。

最新版のHERO 6 Blackからは一つ型落ちとなりますが、4K動画まで撮影可能で電子的な手ブレ補正も持っており、十分な仕事をしてくれます!

このような特機、アクションカムに加えて、デジタル一眼カメラでの動画撮影も組み合わせて撮影しています。
そんな使用機材による映像の差異なども意識しつつご覧いただけると嬉しいです!

 

”タビヤマカメラ – 谷川岳・天神尾根 天空の小径を二人散歩” に使った機材はこちらです。

  • PHANTOM 4 PRO (DJI)
  • OSMO+ (DJI)
  • 5D mark IV(キヤノン)
  • EF35mm F2.0(キヤノン)
  • EF85mm F1.8 (キヤノン)
  • GoPro HERO 5 Black (GoPro)

 

岡野愛子

 

鎌倉祥太郎

 

 

天神尾根から谷川岳山頂を臨む

 

  • 撮影日:2018/7/23
  • ロケーション:谷川岳 天神尾根

 

今回もご覧いただきありがとうございました!
タビヤマカメラ、現在編集作業中の動画も一本ありますので、こちらも近々公開予定です。

・・・タビヤマカメラはつづく

RM