ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW 星撮影のサポート機能!

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新発売DA(APS-C対応)超広角スターレンズ HD PENTAX-DA☆11-18mmF2.8ED DC AW がいよいよ発売となります。同社今春発売のGR3とともに注目のレンズ。リコー・ペンタックスらしく星を撮影するサポート機能(結露防止 レンズヒーター溝 + 金属構造フォーカスクランプ)が備わっています。

ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW

 

ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW 星撮影のサポート機能!

ペンタックスは星撮影のサポート機能としてアストロトレーサー(※)を備えたり、GRは無限遠ピントカメラ内比較明合成を世界初機能化したカメラです。リコー・ペンタックスは星撮影をするためのサポート機能をいち早く充実させてきました。

(※)アストロトレーサー
カメラ本体に内蔵した手ぶれ補正機構“SR(Shake Reduction)”と連動して簡易的な天体追尾撮影が行なえます。星の日周運動で長時間露光の際に発生する星の流れをイメージセンサーを天体の動きに同調して移動させることで、点像のままで撮影することができます。三脚だけで簡易的な天体追尾撮影を可能としました。


PENTAX GPSユニット O-GPS1

 

星撮影のサポート機能は各社とも充実してきたころと感じていましたが、新発売のペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AWはさらなる星撮影のサポート機能が搭載されています!

  • フォーカスクランプ機構
  • 結露防止 レンズヒーター溝 + 金属構造
HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW

 

フォーカスクランプ機構 星撮影のサポート機能1

星の撮影はピント位置を無限遠(もしくは一定の位置)に固定することがほとんどです。ピントリング・ズームリングにテープを貼ることでピント位置を固定していましたが、ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW は、ピント位置が不意に動くことを防ぐ フォーカスクランプ機構を備えています!

ONにすることでフォーカスリングとフォーカスレンズ群の連動が解除される、従来製品にはないフォーカシング機構です。精密なピント合わせの後に不用意にピント位置が動いてしまうことを防止することで、星景や天体撮影時の使い勝手を向上しています。

フォーカスクランプ

 

結露防止 レンズヒーター溝 + 金属構造

湿気の高い環境や寒冷地で長い間撮影しているとレンズ表面が結露して撮影の妨げになることがあります。その防止策として、木炭カイロ・ハクキンカイロ・電源タイプのレンズヒーター等でレンズを温めますが、いずれも不安定だったり、ピントリングを不意に動かしてしまう原因でした。

そこで、HD PENTAX-DA☆11-18mmF2.8ED DC AWはレンズヒーター用の溝を切るだけでなく、保温効率を上げるために熱伝導しやすい素材として金属部分を採用しています。溝があることでレンズヒーターを装着したままピント・ズーム操作など妨げになりにくくなります。

結露防止のためのレンズヒーターを装着をしやすい外装形状を採用。ベルトタイプのヒーターが巻きやすいようズーム、ピントリングとレンズ鏡筒に凹凸が目立たない形状とし、さらに先端付近にはワイヤータイプのヒーター用の溝を備えています。また、光学系までは金属部品で接する構造=熱伝導しやすい設計です!

レンズヒーター対応設計

 

>> 対応ヒーターは Aquila レンズヒーターEL(アストロアーツ)です。

発熱部は直径わずか2.5mm、長さ約400mmの耐熱性シリコンゴムでコートした発熱線を採用。きわめてしなやかな発熱線で、レンズの先端外周に直接巻き付けて使用可能です。レンズ外径が60mm~80mm程度のレンズに適合します。

Aquila レンズヒーターEL

 

ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW

星撮影をサポートする機能を真っ先に採用してきたリコー・ペンタックスですが、ご紹介したフォーカスクランプ機構・ 結露防止 レンズヒーター溝 + 金属構造でさらなるスムーズな撮影を可能とするでしょう。さらに、アウトドア用途として防塵・防滴性能に加えてカメラメーカー唯一の-10℃耐寒動作保証です。

実際、気温-10℃でどのメーカーレンズも撮影可能ですが、メーカーの動作保証として唯一謳っているのがリコー・ペンタックスです。

今回登場となったHD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AWはズーム域をあえて広くとらずに画質の安定性を重視して設計されているて、星撮影で目立つコマ収差など抑えた全域ですばらしい描写をしているようです。開放絞り値もF2.8とまさに星撮影に最適ですね!!


ペンタックス HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW

 
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YM