2018年1月22日、東京近隣大雪ですね!
基本的に筆者は寒いの苦手ですが雪はちょっとテンション上がる気がします。だって雪ですよ雪。
さて、写真で雪景色を撮るのであれば、必要なことを紹介したいと思います。今回の積雪は4年ぶりとのことですが、この異常気象の昨今、3月頃までにまた機会もあるかもしれません。
まずは、
撮りたいという気持ちと、安全確保など寒さに対応できる体力が必要です(笑
真面目な話、雪の中で撮影し慣れていない人が撮るならカメラのテクニック以上にまずはこれです。怪我をしてしまったらせっかくの雪も台無しですし、スキー場みたいに雪に十分な厚みあるロケーションならまだしも、市街地では硬い路面がすぐありますし、段差なども地味多いですので、まずは意識から。
その上で、
カメラ的には防滴防塵防水であれば大丈夫ですが、そうでなければレインカバーなどは必須です。傘だといろいろ取り回しが面倒ですので、できるだけ自分自身は手を塞がないようにしたいですね。フードのあるジャケットやレインコートが良いと思います。
(あと、傘はなんだかんだ周りの人の迷惑にもなりやすいですので)
ロケーション的にある程度余裕がある広さであれば、三脚を立てて自分とカメラの足場に気をつけられるのがなお良いと思います。
あと気温が低いとその分バッテリーの消費も激しいので、事前に十分に充電しておきましょう。途中で交換は結構しんどいと思います。
そういう意味でもカメラにカバーは良いかもしれません。防滴用途の内側に保温みたいな。
手持ちで、寒さのため無意識に震える可能性も大なのでいつもよりシャッタースピードは早く、絞りも深めにしつつ、感度も高めが安心安全な気がします。最近のカメラであれば高感度でも解像感は保てます。まして雪が降っている最中はそれにジャマをされてピントの位置が意図しないポイントさしても気がつきにくい可能性もあります。
この辺のスタンスはもっと雪山行くような装備を持っていれば安定して”止まって”いられるかもですが、都会人な方はできるだけその加味して、という感じで。
基本的に白い色がメインの風景になると思うので、露出は普段より気持ちアンダー(暗め)にして撮っておくとあとから調整が効きやすいかと思います。吹雪いているその場ではとても画像の様子を丁寧に確認しながらは難しいので。ひとまず白飛びや白のトーンを融合させないことが良いように思います。
ホワイトバランスは降っている最中は基本的には曇天という感じでしょうが、ここはあえて蛍光灯とかにしても青みが増して寒さや凛とした空気感を演出してくれるかも?
雪の写真を撮っている人や、ましてそれを仕事にされている方はホントすごいですね。。。
それと、夜に向かって周辺が暗くなってくるとさらに撮影テクニックの幅は拡がります。
たとえば降っている雪に向かってストロボ(内蔵でも結構いい感じになります)、降っている雪に反射して点々がキラメキます。実際に人間の目では捉えきれない世界が映るので面白いと思います。ここでクリップオンストロボがあると当然もっと奥まで光が行くので、さらに奥行きも出るでしょう。
ちなみに、雪は降ってるその日は盛り上がりますが、溶けてまた再凍結してみたいなのが一番危ないということで、気をつけていただければと思います。雪かきされている方々は本当にお疲れ様です。