リコーGRシリーズ遍歴はGR digitalⅢからはじまりGR digitalⅣ、そしてWi-Fiなしの前GR、Wi-Fiがついた現行GRⅡと4台目。しかもGRⅡはセンサー・シャッターユニットを交換しているほど使いこんでいます。リコーGRはシリーズは日常使いにレンズが飛び出ていないのでカバンの収まりよい携帯性に優れているだけでなく、写りとともに速射性に長けた人気の高級タイプコンデジです。リコーGRⅡを買ったらそのままでも使えるのですが、すぐに揃えたいのが充電器です。そこで、シグマ充電器BC-41をオススメする理由をご紹介します。
リコーGR・GRⅡ シグマ充電器BC-41を買う3つの理由
GRⅡの標準充電は付属しているUSBケーブル経由でスマホのように行いますが、実はUSBケーブルの経由の充電で故障報告がありその修理代はお高め。加えて言うとUSBケーブル経由より充電器の方がバッテリ充電時間の短縮になります。
具体例を挙げると旅行先でバッテリ2個持ちは当たり前ですが、本体充電で2個充電するのはあまりに時間がかかるのと充電中はカメラを使うことができません。
理由1. USBケーブル経由のGR充電時間が長い
USBケーブル充電による電源はPCから・ACアダプタ(コンセント)から2パターンありますが、PC電源→USB経由で5.0時間もかかります。その間、充電中はカメラを使うことができません。
- PCからUSBケーブル経由で充電する場合:5.0時間
- ACアダプタ+USBケーブル経由で充電する場合:3.0時間
- 充電器 BC-41で充電する場合:2.5時間
理由2. USBケーブル充電で基盤故障?
先に紹介したよう旅行先で充電のためにカメラが使えなくなるのは残念です。この理由だけで充電器を買ってもいいと思いますが、次に紹介するのが基盤故障についてです。充電の度にUSBソケットの脱着を行うと力の入れ具合?摩耗?などでUSBソケットが故障することがあり得ます。
このような場合は修理しないと充電できなくなりますが、USBソケットだけ修理というわけにはいかないそうです。というのもUSBソケットと中の基盤(映像エンジン・RAMなど)は一体ですのでデジカメの肝となる部分ほとんど入れ替える必要があり、修理代は18,000~25,000円と一般的なコンデジなら買えてしまう料金なのです。
(フォローになりますが、リコーの修理対応は非常に丁寧で早いです。)
理由3. シグマBC-41はGR純正充電器の半額?
GRⅡバッテリーDB65に対応する純正充電器は BJ-6 です。リコー オンラインストア価格でBJ-6は¥3,672(税込)なり。
純正品は(何者にも勝り)間違いないのですが、なぜか(?)シグマ充電器 BC-41 も同じくGRⅡバッテリーDB65に対応します。シグマ充電器BC-41はリコー充電器BJ-6とほぼ同じ(?)商品でありながら、およそ半額です。違いと言えばメーカーロゴくらいのようで、純正にこだわりがなければ、シグマ充電器BC-41でいいのではないでしょうか。
実際、シグマ充電器BC-41のアマゾンレビューはGRユーザーのオンパレードで、GR向けにおすすめしているコメントばかりです。しかもレビュー評価は5点満点中、4.7点。
毎日持ち歩くGRだからこそ
USBケーブル経由の充電中はボディーが邪魔です。(もともとついているコードが短い)加えて、慌ただしく出掛ける時にはボディーを忘れそうになります。(バッテリー忘れは防げますが。笑)
毎日持ち歩くGRだからこそ、まずは充電器の購入をオススメします。
リコー純正 GR対応充電器 BJ-6
GR互換(?)シグマ充電器 BC-41
おまけ)バッテリDB-60・DB-65
DB-65 と DB-60 は容量の違いのみで形状は同じです。DB-65 は現行のGRⅡからGR、GR DIGITAL IV、GR DIGITAL III、GR DIGITAL II、GR DIGITALとGRシリーズに対応します。GRシリーズ6代に渡って10年以上バッテリの形状変更がないのはユーザーの立場を考えた思想設計ですね。ちなみに初代 GR digital は2005年発売です。
シリーズで長らくバッテリ変更がないのは、ほかにキヤノンEOS 5D系くらいでしょうか。LP-E6系でEOS 5DmarkⅡ(2008年)~EOS 5DmarkⅣ(2016年)
リコー・キヤノンともにユーザーを使い捨てにしない素晴らしいメーカーです。
DB-65